【備忘録】フランスの郵便局事情:荷物の受取

2019年11月14日 少々追記しました。(青文字です

不在表の対応(LA POSTE)とAmazon.frの商品受け取りについてです.

インターネットの情報によると,フランスの郵便局は評判がよくありませんので,日本から荷物を送るときは不安になると思います.またAmazonのようなネットショッピングも同様の問題が出てきます.

ここでは,不在表が入った時の対応方法とAmazon.frの商品の受け取り方を記録しておきます.まず前提として,私は学生寮(CROUS)ではなく,普通のアパートに住んでいます.住居形態が違う場合は不在表の対応は変わるかもしれません.

同僚に聞いたところ、CROUSでもポストに不在表が入っていることが多いようです。
彼らの経験ではこの3年間、不在表なしで荷物が無くなるようなことはなかったようです。
私個人の場合は、ネットショッピングも含めて100回くらいは郵便を利用していますが、一度だけ不在表がなく、2週間の保管期間の後に返送されてしまったことがありました。(コシヒカリ2kg…)
対策としては、明らかに到着していないとおかしいと思ったときは追跡番号とID(パスポートでOK)をもって、最寄の郵便局で「届いてると思うんだけど…」と言って名前言えば探してくれると思います。
ただし、日本国内での追跡番号とフランス国内での追跡番号が違うときもあった(気がする…)のでlaposteと日本郵便のどちらもで確認してから、追跡番号を持参しましょう。

国際小包の場合:

不在表はアパートの入り口の内側にあるポストに入ります.通常,アパートの入り口はデジコード等のカギがかかっているのですが,なぜか郵便局員の方は開けられるようです.(もちろん部屋の入り口にもカギがあるので,家の中に入られることはありません.)LA POSTEの不在表はこんな感じです.


なんの手続きもしなければ,次の日にもう一度配達に来ます(経験上,毎回同じような時間に来ます)が,受け取れなかった場合は大変です.指定された郵便局まで取りに行くことになります.私の場合,その場所が家から離れているので面倒くさいことになります.指定される郵便局は毎回同じですので,そこが近い方はそれでもいいと思います.

私は毎回,LA POSTEのページから再配達の手続きをして,近くの郵便局に配達してもらいます.1~2週間くらいは保管してくれるので,適当に引き取りに行きます.手続きは簡単です.再配達用の番号と郵便番号を入力して,再配達先を指定するだけです.郵便局以外にも街中のお店等の選択肢があるので,家から近いところを選びます.お店の営業時間は確認した方がいいです.最後に,引き取り用の書類(pdf)が発行されるので,それ印刷しておくと引き取り時に便利です.また,この書類の他にIDが必要です.

小型包装物(書留なし)の場合:

小型包装物を書留なしで送ると,追跡番号が付与されませんので,受け取りに不安を感じると思いますが,問題ありませんでした.国際小包と同様,不在表がポストに入ってます.

国際小包と同じようなものですが,小型包装物の場合は再配達先の郵便局は勝手に決められます.不在表の右下部分に書かれています.私の場合,いつも再配達先に指定している最寄りの郵便局でしたが,必ず最寄りになるかはわかりません.受け取り時の手続きは国際小包と同じです.

今のところ,この方法で問題なく荷物を受け取れています.

また,Amazon.frについてですが,コンビニ受け取りがあります.正確にはコンビニではなく,郵便局同様,近くのお店(郵便局)に届けてもらえます.引き取りも簡単で,荷物が届いたころにお店に行ってIDを見せるだけです.この方法が確実です.私の場合,Amazonが発送する商品を購入すると,自宅と同じ通りにあるお店を届け先に指定できます.幸いなことにそのお店の主人は英語を話せるので,毎回そこを利用しています.出品者によっては,近場を指定できないこともあると思いますが,このような場合はあきらめています.(車ほしいです.中古車買って超楽しい生活でした。

今はAmazonロッカーを利用しています。経験的には一番確実な配送先でした。
大型のショッピングセンターに入っていることも多く、買い物ついでに引き取れるのも便利です。

新生活のスタートにおいて,ネットショッピングは強力な味方です.フランスの場合,郵送業の評判が悪すぎて,不安になると思います.ここに記した内容は,あくまでも私の場合ですが,今のところすべての商品を確実に受け取れています(注文履歴を見ると28回でした).

他にいい方法があれば追記します.